お「さかなクン」さんが言うことには

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「講演の最後、写真撮影に応えるおさかなクンさん」 

もう去年のことになりますがおさかなクンさんの講演に行ってきました。
小さなお子さんでも楽しめる内容のもので海の中で起こっている自然現象
などを北海道バージョン(流氷の役割・サケの遡上・クリオネなど)で説明したり
クイズやゲームでCDやイラストをプレゼントしてくれたりと約1時間45分あったのに
全然飽きさせない素晴らしい内容でした。

その間常にしゃべり、イラストを書き続け子供たちを上手く誘導するおさかなクンの
手腕に感動しました。

おさかなクンさんに面識のあるM先生が「彼はプロフェッショナルだね」とおっしゃって
いましたがなんとなくその一端を垣間見た気がしました。

講演のラスト近く黒柳徹子さんとダイオウイカを食べた話をしてくれました。
そこで問題になったのはダイオウイカの強いアンモニア臭。

そんなものを徹子さんのお口には入れられないとスタッフさんたちが知恵を結集。
その結果「酒と水1:1で混ぜたものにイカを漬けこむ」事でアンモニア臭を
抜くことに成功したそうなんです。

それ以上の具体的手法は言ってませんでしたがこれってドスイカなどの深海性の
ものを食べるときに役立ちそう。

いつかまたドスイカかタコイカなどが手に入ったら試してみたいと思います。

ドスイカ 食べてみました

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前回の記事で紹介したドスイカ。
今回は食べてみました。

まずはヨレヨレ見た目の原因になっている「皮」の処理をします。
鮮魚店のおばちゃんの話だと50℃くらいのお湯でこすり洗いをするとよい
との事でした。

しかし50℃に手を突っ込むという拷問は避けたかったので
鍋に沸かした湯にさっとくぐらせて冷水とって洗ってみました。

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湯にくぐらせるとこんな風に皮がポロポロと簡単にとれる状態に。

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皮がとれると美しい。
そして異様にブヨブヨと柔らかい。
更になんとなーくアンモニア臭がする…。

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足はイカとお野菜のマリネに。
胴体はイカフライにしてみました。
更に炒めものにして食べてみました。

結果一番美味しいのはイカフライでした。
流石に地元のおじさんの言うことは正しかった。
加熱しても全く固くならないしアンモニア臭が和らぐ。

おススメできないのは素材をイカしたマリネですね。
イカ特有の香りが少ないのでアンモニア臭が引き立ってしまうし水っぽくて
噛み応えも普通のイカに比べるといちまち。
反対にいくら加熱時間を長くしても硬くなる心配はないんですけどね。

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ちなみに肝臓(ワタ)はかなり大きめ。
こちらもなにやら水ぼっい印象。
食べる気にはならずサヨナラしました……。
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ドスイカ 買ってみました

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それは昨年の事。
十勝地方の港町・広尾町の鮮魚店で奇妙なイカをMさんと共に発見。

どうみてもいつも食べるスルメイカなどとは全然違うそのちょっと不気味な容姿。
地元客らしいおじさんに「イカリングにして食うんだ!」と教えてもらいました。

商品名は「タコイカ」。
もしかしてマッコウタコイカ?!と思い2ハイで240円で買ってみました。

ところが袋詰めしてくれる時点でマッコウタコイカにはない「触腕」が見えたような…。
自宅に帰って調べてみたらごらんの通り足10本でタコイカじゃぜんぜんない。

他に深海性のカギイカかと思ったけど触腕特徴であるカギがない。
もう何かわかんなくて北海道博物館のEさんに聞いてしまいました。
その頃当時にMさんからもメールがきて「ドスイカ」と判明。
→新編 世界イカ類図鑑ウェッブ版のドスイカの項
(MさんEさんありがとうございました)

やはりにらんだ通りの深海性のイカでした。
私は内陸者で知りませんでしたが北海道の特に道東ではカギイカ・マッコウタコイカ・ドスイカ
など深海性のイカをまとめてタコイカと呼んでいる事をしりました。

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深海生物っぽく目が大きめ。

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ドスイカの特徴の触腕に並ぶ細かい吸盤。

ちなみにMさんが購入した2ハイのうち1ハイはカギイカだったそうです。
この通称「タコイカ」たち冷凍などの保存には全く向かないそうで水揚げされ
道東の港町で消費されて出回ることはあまりないイカだそうです。

ところがこの後私は港からほど遠い帯広市のスーパーと芽室町のスーパーで
ドスイカかカギイカらしいものが売られているのを複数回目撃しました。

どうも通常よく食べられているスメルイカなどのイカが獲れな時にはこの
通称「タコイカ」さんたちが多く水揚げされる傾向にあるようです。
(という内容の古い論文を読んだりですが現在見失い中)

確かに去年からイカは大変な不漁の様子。
ここは深海性のイカを食べるしかないのかも。

という事で次回は「ドスイカを食べる」編です。
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