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ドスイカ 食べてみました

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前回の記事で紹介したドスイカ。
今回は食べてみました。

まずはヨレヨレ見た目の原因になっている「皮」の処理をします。
鮮魚店のおばちゃんの話だと50℃くらいのお湯でこすり洗いをするとよい
との事でした。

しかし50℃に手を突っ込むという拷問は避けたかったので
鍋に沸かした湯にさっとくぐらせて冷水とって洗ってみました。

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湯にくぐらせるとこんな風に皮がポロポロと簡単にとれる状態に。

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皮がとれると美しい。
そして異様にブヨブヨと柔らかい。
更になんとなーくアンモニア臭がする…。

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足はイカとお野菜のマリネに。
胴体はイカフライにしてみました。
更に炒めものにして食べてみました。

結果一番美味しいのはイカフライでした。
流石に地元のおじさんの言うことは正しかった。
加熱しても全く固くならないしアンモニア臭が和らぐ。

おススメできないのは素材をイカしたマリネですね。
イカ特有の香りが少ないのでアンモニア臭が引き立ってしまうし水っぽくて
噛み応えも普通のイカに比べるといちまち。
反対にいくら加熱時間を長くしても硬くなる心配はないんですけどね。

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ちなみに肝臓(ワタ)はかなり大きめ。
こちらもなにやら水ぼっい印象。
食べる気にはならずサヨナラしました……。

| 食べてみた | 22:10 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドスイカ 買ってみました

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それは昨年の事。
十勝地方の港町・広尾町の鮮魚店で奇妙なイカをMさんと共に発見。

どうみてもいつも食べるスルメイカなどとは全然違うそのちょっと不気味な容姿。
地元客らしいおじさんに「イカリングにして食うんだ!」と教えてもらいました。

商品名は「タコイカ」。
もしかしてマッコウタコイカ?!と思い2ハイで240円で買ってみました。

ところが袋詰めしてくれる時点でマッコウタコイカにはない「触腕」が見えたような…。
自宅に帰って調べてみたらごらんの通り足10本でタコイカじゃぜんぜんない。

他に深海性のカギイカかと思ったけど触腕特徴であるカギがない。
もう何かわかんなくて北海道博物館のEさんに聞いてしまいました。
その頃当時にMさんからもメールがきて「ドスイカ」と判明。
→新編 世界イカ類図鑑ウェッブ版のドスイカの項
(MさんEさんありがとうございました)

やはりにらんだ通りの深海性のイカでした。
私は内陸者で知りませんでしたが北海道の特に道東ではカギイカ・マッコウタコイカ・ドスイカ
など深海性のイカをまとめてタコイカと呼んでいる事をしりました。

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深海生物っぽく目が大きめ。

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ドスイカの特徴の触腕に並ぶ細かい吸盤。

ちなみにMさんが購入した2ハイのうち1ハイはカギイカだったそうです。
この通称「タコイカ」たち冷凍などの保存には全く向かないそうで水揚げされ
道東の港町で消費されて出回ることはあまりないイカだそうです。

ところがこの後私は港からほど遠い帯広市のスーパーと芽室町のスーパーで
ドスイカかカギイカらしいものが売られているのを複数回目撃しました。

どうも通常よく食べられているスメルイカなどのイカが獲れな時にはこの
通称「タコイカ」さんたちが多く水揚げされる傾向にあるようです。
(という内容の古い論文を読んだりですが現在見失い中)

確かに去年からイカは大変な不漁の様子。
ここは深海性のイカを食べるしかないのかも。

という事で次回は「ドスイカを食べる」編です。

| 食べてみた | 08:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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オオカミウオの夕べ

オオカミウオの夕べ

皆さん、オオカミウオはご存知でしょうか。
水族館で見た事がある方もいるんではないでしょうか。

オオカミウオをご存じではないという方にちょっとだけご説明を。
スズキ目オオカミウオ科の海水魚で大きな犬歯状歯をもち、
性格は獰猛で臼歯で甲殻類や貝類を噛み砕いて食べるそうです。

独特の外見で水族館では人気だが(本当??)あまり食用にはされていない。
アイヌの人たちはオオカミウオが捕まるとニシンが大漁になるという言い
伝えがあって神の使いの魚とされたそうです。(『魚と貝の大事典』)

生息域は『北海道の全魚類図鑑』によると茨城県以北の太平洋、新潟県
以北の日本海、オホーツク海やベーリング海だそう。

簡単に言うと冷たい海に住むちょいグロなお魚です。
帆水揚げがある北海道でも決して食卓の定番ではありません。
(見た目はこちらのサイトさんを参考にしてください)

ですが、これが以外に美味しいのですよ。
私は一度だけ食べた事があります。
脂がのって見た目のグロさとは全く違う印象でした。
今回はまだオオカミウオを食べた事がないMさんを誘ってオオカミウオの夕べを
開催したのでご報告したいと思います。

オオカミウオの夕べ

今回手に入れたオオカミウオは紋別産です。
このお店で購入しました。
391gで352円でした。

ちなみに同店には丸ごと一匹(体長約55cm程度)が525円で売られていましたよ。
私は捌く勇気と技術がないので切り身にしましたが。
白身で肉厚な、弾力のある身です。

オオカミウオの夕べ

皮面はこんな感じ。
オオカミウオ模様が見て取れます。

オオカミウオの夕べ

皮は分厚く表面の黒っぽい部分と裏の白い部分の二層からなっていて
かなり強引に包丁の刃を当てても簡単にはちぎれませんでした。
ぶよぶよした触感です。

お店の方のおススメ調理法はムニエル。
そして参考にしたサイトでも和食では味がよくないので洋食しかも
油と合わせて調理する事が推奨されているので一品はムニエル
もう一品はイギリス料理フィッシュ&チップスにしたいと思います。

(レシピは後日別サイトに載せてみようかなと思っています)

オオカミウオ ムニエル

まずは皮付きのまま焼いたムニエルです。
見た目はまあまあいいんじゃないかと。
いただきます。

オオカミウオ ムニエル

やっぱりかなり美味しいです。
脂がのっていてしっとりした食感で皮も全く臭みがありません。
お魚独特のホロホロ崩れる感じが薄くむっちり身がつまった食感です。

オオカミウオ フッシュ&チップス

次は皮をはいでぶつ切りを揚げたフィッシュ&チップス。
比較のために北海道産タラも揚げてみました。
いただきます。

オオカミウオ フッシュ&チップス

おお!これも美味しい。
全然臭みがなくてしっとりしっかりした身とサクサクの衣の対照的な食感が
凄く美味しいです。

タラと食べ比べても私個人の感想としてはオオカミウオの方が
美味しいんじゃないかと思いました。

オオカミウオの見た目はすごく独特ですが身はくせも臭みもないので
めっちゃ美味しいです。
Mさんにも美味しいと大変ご好評いただきました。

皆さんもオオカミウオを見かけたら是非チャレンジしてみて下さい。
おススメ食材です笑。

以下余談。

オオカミウオ 皮 素揚げ

↑は剥いた皮の素揚げです。
食べてみましたが揚げてもむにょむにょした食感で特に不味くもないけど
美味しいと言う程でもない味でした。

今回オオカミウオについていくつか本を読んでみましたが水産資源として
全く注目されていないようで詳しく研究された資料はありませんでした。

その中の一冊片山俊彦さんの『小さな博物』の中に「何にしても美味しい」
と書かれているのです。
でも、検索する限りでは和食風の料理では美味しくないらしい。
どちらが本当か試したい気持ちもわいていますのでいつの日か
オオカミウオ試してみたいと思います。
(和食の味を知ってい居る方がいましたら是非ご一報句下さい)

  

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